愛工房は、みかんと共に長い歴史を歩んできた柑橘の里 宇和島市吉田町立間に誕生しました。
愛工房は、90年余りの歴史を持つ旧宇和青果農業協同組合から加工部門を継承した会社で、旧農協の民営化という日本で初めてのビジネスモデルとして出発をしました。
愛媛県の西南部は、宇和島市をはじめ、八幡浜市の海岸部を中心としたオレンジベルトとも呼ばれ、温暖な気候に、地勢は起伏の多い傾斜地で太陽に照らされ、宇和海からの潮風になびいて育つみかんは、適度な降水量に恵まれ、年間を通して柑橘栽培が盛んに行われます。
味の良さに高い評判のある「赤箱のみかん」は、ここで生産されたものです。
みかんの花咲く時期は、山々は白く、辺り一面には甘い柑橘の香りがします。収穫の秋は、山々はオレンジ色の紅葉に燃え、一番活気あふれる季節となります。
ごあいさつ
愛工房は、静かな海、豊かな山や川、温暖な気候など、恵まれた自然環境の地に操業を開始できることを何より誇りに思います。また、この地において先人が蜜柑産業の振興に注いだ熱い思いを受け継ぎ、地場産業の一員としての役割を果たしていきたいと思うものです。蜜柑を中心としたかんきつ類を始めとするさまざまな地元特産品の加工、販売を通じて、顧客の皆様にはおいしさと笑顔を提供し、また、地域の皆さんのご協力、ご支援を力強い支えとして、私ども従業員にとりましても希望に満ちた職場の運営をめざして成長し、社会貢献を果たす決意です。
愛工房の設立にあたってお力添えをくださいましたすべての皆様に、心より感謝申し上げるとともに、今後とも末永くご支援を賜りますようお願い申し上げます。
沿革
- 大正3年(1914)
- 宇和柑橘同業組合創立
- 昭和23年(1948)
- 宇和青果農業協同組合設立
- 平成21年(2009)
- 愛工房株式会社設立
宇和青果農業協同組合から主に柑橘の加工品製造・販売を継承
- 平成22年(2010)
- 初回農業経営基盤強化促進法(認定農業者) 認定
- 平成23年(2011)
- 有機JAS法 有機加工食品 認定
- 平成24年(2012)
- 公益財団法人愛媛銀行ふるさと振興基金より ふるさと振興賞表彰